icv-STZモデルは、STZ(ストレプトゾトシン: 糖尿病を惹起する化学物質)を脳室内に投与する誘発型モデルで、脳内インスリン抵抗性を伴う孤発性アルツハイマー病のモデルとして位置づけられています。記憶障害、コリン欠乏、糖代謝異常、酸化ストレス、炎症、神経変性を示すアルツハイマー病モデルとして広く使用されています
弊社はこれまでに培った非臨床CROとしての経験と専門知識を活かし、狙う機序(炎症、酸化ストレス、糖代謝など)に応じた最適な試験デザインのご提案が可能です。従来のご研究に加え、本モデルをご使用頂くことにより、病態機序解明や薬効評価に関して新しい知見を得て頂けるものと思います。
図1.海馬CA1領域のGFAP染色